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生産性を示す指標にはいろいろありますが、「ヒト」という経営資源に着目した「労働生産性」について把握してみましょう。
労働生産性(一人あたり付加価値額(円))
=付加価値/従業員数
ここで、「付加価値」をどのように計算するかが課題となってきます。付加価値とは企業が新たに生み出した価値であり、企業が生産 あるいは販売した額から、それに関して消費された外部からの購入した価値を差し引いたものです。
製造業の場合:
労働生産性(一人当たり加工高)(円)
=(売上高‐材料費‐外注費)/従業員数
非製造業の場合
労働生産性(一人当たり売上総利益)(円)
=売上総利益/従業員数
生産性を上げるためには、機械化や自動かも必要ですが、人材のやる気やチームワークが生産性に大きく影響するものです。また、社内調整など、直接付加価値を生まない仕事が多いと、生産性もあがりません。まさに、「ヒト=人的資源」の活用度合いによって、成果が大きく違ってくるのです。
労働生産性をさらに深く分析する
業種等によって差異がありますが、これが60%を超えると、企業の収益は厳しくなるといわれています。
しかし、お互いが対立するものではなく、労働生産性の向上させることで人件費の絶対額を確保しながら、労働分配率の低下を目指すことが、企業と従業員の双方にとって最善の道なのです。
設備投資の生産性は
ヒトではなく、設備の生産性をみることもできます。設備の生産性を測る指標としては、設備投資効率(機械投資効率)があります。